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クレジットカードの普及率は世界中で年々高まっており、先進諸国だけでなく、多くの途上国でもクレジットカードによる決済ができる場所が増えています。
また海外旅行におけるクレジットカードは、
・海外旅行保険
・タックスリファンド(事後免税)の受け取り
・現地での通貨の両替
・ホテルでのデポジットの支払い
など、単に「購入する商品の料金を支払う」ということ以外にも様々な役割を果たしてくれるため、海外旅行においてクレジットカードの保有は必須と言えるでしょう。
そんな海外旅行でオススメのクレジットカードを、まずは簡単にまとめてみました。
↓
☆海外でオススメのクレジットカード2選
①エポスカード(VISA) – VISAタッチ機能付きで海外旅行保険内容も充実。年会費永年無料で、実績に応じて通常有料のゴールドカードの永年無料招待も届く。カード番号が裏面記載なので覗かれるリスクも減らせる。さらにカード利用後に”即時通知”が届くため、万が一不正利用された際にもすぐに気づける。
②楽天カード(VISA、Master、アメックス、JCBから選択) – VISAかMasterのタッチ機能付きで楽天ポイントが効率的に貯まる。年会費永年無料(通常カードの場合)。利用通知が届くのが最短翌日と遅いのと、海外旅行保険の付帯条件が厳しいのがデメリット。
「これからクレカを作りたい」「既に持っているクレカはあるけどサブでもう1枚作りたい」という場合は、年会費無料で作成できるエポスカードは1枚持っておくと大変便利です。
\\入会費・年会費永年無料で1枚あると便利//
海外旅行でクレジットカードを使うメリット
メリット①持ち歩く現金を減らせる
クレジットカードを持っていれば、現地で多額の現金を持ち歩かなくても良くなります。
持ち歩く現金の額が増えれば、例えば治安の悪い国で多額の現金を持っているところを見られた場合に、スリや強盗などのターゲットにされてしまうリスクも高まります。
そんな中クレジットカードがあれば、現金は少額だけをいくつかのポケットに分散して持っておき、現金オンリーの場所でのみ現金を出すことが可能になります。
メリット②ホテルのチェックイン時にデポジットを支払える
ちゃんとしたホテルであれば、チェックイン時にデポジットとして、現金を預けるかクレジットカードの提示を求められます。
ある程度の価格帯のホテルで連泊する場合、現金だと持ち合わせがないと支払えない場合もあるので、クレジットカードがあった方が確実に便利です。
ちなみにデポジットは「一時的な預かり金」で、部屋の中の有料の飲み物を飲んだ際などにデポジットから差し引かれて後から返金されるものです。
そのため宿泊中に何か追加料金がかかるものを利用しなければ、チェックアウト後に全額返金される仕組みとなっています。
メリット③補償制度が使える
クレジットカードには万が一不正利用された場合に、カード会社に連絡することで被害額分を補償してくれる制度があります。
現金の場合は、現地で盗まれたりしても現金が返ってくることはないので、2〜3枚のクレジットカードは絶対に持っておいた方がいいでしょう。
メリット④海外旅行保険が使える
多くのクレジットカードには「海外旅行保険」というものがついており、例えば現地で怪我や病気をしたり、賠償責任の伴うトラブルに遭ってしまった場合に、発生した金額を上限付きで補償してもらえるようになっています。
ただし後述もしますが、クレカ付帯の海外旅行保険だけだと補償金額が足りなくなる場合もあるので、より万全な保険を準備しておきたい場合は、AIGなどの保険専門サービスにも別途加入しておくことをオススメします。
メリット⑤タックスリファンド(事後免税)もクレジットカードで受け取れる場合がある
海外で免税対象の商品を購入する際、購入時に同時に税金分が差し引かれるパターンと、購入時は税金分が差し引かれず事後申請により税金分が返ってくるパターン(タックスリファンド)がありますが、
事後免税(タックスリファンド)の場合、クレジットカードがあればクレジットカードで設定されている銀行口座を通じて、還付されたお金を受け取ることが可能な場合があります。
タックスリファンドは帰国前に空港で受け取ることが多いですが、現金での受け取りだと、使う予定もない海外通貨を帰国直前に現金で受け取ることになるので、
クレカの紐付け口座を通じて後から日本円で振り込まれる方が、確実に便利です。
ただし国によっては、現金でしか返金してくれない場所もあります。
メリット⑥海外キャッシングにより現金引き出しもできる
万が一現地で現金が足りなくなった場合、クレジットカードの「海外キャッシング機能」というものを使えば、ATMで現地通過を引き出すことができます。
例えばVISAブランドのクレジットカードの場合、世界中に設置されている「VISA ATM」から、海外キャッシング機能を使ってその国の通貨を引き出すことが可能。
現金が足りなくなるリスクも、クレジットカードにより解決できます。
メリット⑦タッチ機能だけで電車に乗れる場合もある
キャッシュレス決済が発展した国だと、切符を買わずとも、クレジットカードのVISAタッチ機能などだけで電車に乗り降りできる場合があります。
例えばタイ、シンガポール、オランダ、台湾、イギリスなどは、VISAタッチだけで電車に乗ることができ、現地の窓口や券売機で切符を買う時間を省くことができます。(各国、タッチ機能で乗れる路線・乗れない路線があります)
海外旅行で使えるおすすめのクレジットカード
おすすめ①エポスカード – 利用後の即時通知が届くので安心。VISAタッチ機能も付いており1枚は持っておくべきカード。
(表は右にスクロールできます)
年会費 | 通常カード:無料 ゴールドカード:5,000円(税込)→招待経由だと無料 プラチナカード:3万円(税込) |
カードブランド | VISA |
タッチ決済 | VISAタッチ利用可能 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントの使い道 | マルイでの買い物、他社ポイントへの移行、マイルへの移行 |
海外での決済手数料 | 2.2% |
利用後通知 | 即時(アプリorメール) |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺傷害:最高3,000万円 傷害治療費用:200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額) 賠償責任(免責なし):3,000万円(1事故の限度額) 救援者費用:100万円(1旅行・保険期間中の限度額) 携行品損害(免責3,000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
海外旅行保険の付帯条件 | 旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をエポスカードで支払い |
エポスカードは作りやすさ・使いやすさ・海外での安全性をトータルで評価して、非常にオススメできるクレジットカードです。
まずカードブランドは世界シェアNo. 1のVISAのため、クレカ対応の多くの店で困ることがありません。
さらに、エポスカードはアプリかメールで設定をしておけば、カード利用後に即時通知が来るようになっています。
そのため、カード利用後すぐに「正しい金額がカードに請求されているか」を確認することができますし、また万が一スキミング等によって気づかないうちにカード情報を抜かれていた場合も、不正利用された段階ですぐに気づくことができるので、被害を最小限に抑えることができます。
次に紹介する楽天カードだと最短でも通知が翌日となるため、海外での安心感はエポスカードの方が優れていると言えるでしょう。
また、カードの表面にカード番号が書かれていない(裏面に記載)ので、お店での決済時に後ろから番号を覗かれたりする心配もありません。
さらにVISAタッチ機能もついているので、VISAタッチ機能が使える国であれば、旅行をさらに便利なものにすることができます。
入会金・年会費無料で作れるので、既に別のカードを持っている場合もメインまたはサブのカードとして1枚持っておくと、今後重宝すること間違いなしです。
\\入会費・年会費永年無料で1枚あると便利//
おすすめ②楽天カード – 楽天ポイントを貯めたい場合にオススメ。
(表は右にスクロールできます)
年会費 | 通常カード:無料 ゴールドカード:2,200円(税込) プレミアムカード:11,000円(税込) |
カードブランド | VISA、Master、JCB、アメックスから選択 |
タッチ決済 | VISA・Masterタッチ利用可能 |
ポイント還元率 | 01% |
ポイントの使い道 | 楽天サービスでの利用 |
海外での決済手数料 | 2.2%(全ブランド共通) |
利用後通知 | 最短翌日 |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺傷害:最高2,000万円 傷害治療費用:200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用:200万円(1疾病の限度額) 賠償責任(自己負担額なし):3,000万円(1事故の限度額) 救援者費用:200万円(年間限度額) |
海外旅行保険の付帯条件 | 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金を楽天カードで支払い |
楽天トラベルなど楽天サービスを日常的に利用している場合は、楽天ポイントが貯まりやすくなる楽天カードもオススメです。
カードブランドもVISA・Master・JCB・アメックスから選べるので、すでに持っているカードと被らないブランドのカードを作ることも可能です。
ただし楽天カードは、
・利用後の通知が最短翌日であること
・携行品損害補償が通常カードだと付かないこと
・海外旅行保険の付帯条件が旅行代理店での予約に限られていること
など、エポスカードに比べて海外旅行における利便性は劣ります。
そのため、まだエポスカードも楽天カードも持っていない場合は、海外旅行に関して言えばエポスカードを先に作る方がオススメではあります。
とはいえ通常カードであれば年会費無料なので、カードブランドの分散として持っておいて損はしないカードであることは間違いありません。
海外旅行でクレジットカード利用する際の注意点
注意点①少額の現金も必ず持っておく
海外では先進国から途上国まで、多くの国で年々キャッシュレス化が進んではいるものの、現金しか使えない場所もまだまだ数多く存在します。
キャッシュレス先進国であっても、屋台や昔ながらのローカルレストラン等だと、現金しか使えない場合も多いです。
「全ての支払いをクレジットカードで済まそう」とするのではなく、「クレジットカード払いをメインにしつつ、少額の現金も常に持ち歩いておく」ようにするのが賢明です。
注意点②スキミングや不正利用に気をつける
国によってはクレジットカードのスキミング被害が多発しているような場所もあるので、そうした被害に遭わないような対策も必要です。
例えば、クレジットカードや現金をスキミング防止機能付き&チェーン付きのミニ財布などに入れて持っておけば、被害に遭うリスクをかなり減らすことができます。
また、カード会社からの請求額でおかしいなと思ったり、万が一紛失してしまった時にすぐにクレジットカード会社に連絡できるよう、連絡先のメモなどは持ち歩いておくことが重要です。
エポスカードであれば、アプリで設定しておけば利用後「即時通知」が届くようになっているので、万が一不正利用されてもすぐに気づいてカード停止の手続きができるので安心です。
注意点③海外旅行保険はクレカ付帯のものだけだと足りない場合もある
海外旅行保険の補償額については「いくらあれば絶対に安心」と言えるものはありませんが、近隣国の韓国や台湾でも、過去に現地での急な病気の発症により緊急搬送され、1000万円以上の治療費が請求されたという事例もあります。(参考サイト:SBI損保)
各カードのプラチナカードランク以上のカードであれば足りる場合が多いですが、通常カード・ゴールドカードレベルまでの保険だと、最悪の場合補償額が不足する場合もあります。
上記のような1000万円以上の請求がされる事例は稀ではあるものの、より安心・安全の保険に入っておきたい場合は、クレジットカード付帯のものとは別にAIGなどの個別の海外旅行保険にも入っておくと安心です。
注意点④フリーWi-Fiは使わないようにする
海外では街中のホテルや宿泊ホテルに、訪問者が無料で接続できるフリーWiFiが数多く設置されていますが、フリーWiFiは通信の安全性が確保されておらず、
接続することで通信内容を悪意ある第三者に傍受されるリスクもあるので、利用はオススメできません。
これは有名ブランドのホテルのWi-Fiであっても同様です。
特にネット上でクレジットカード情報を入力して何かの購入をする際には、クレジットカード情報を盗まれるリスクもあるため、フリーWiFiの利用は避けるべきです。
事前にWiFiやSIMをレンタルしたり、VPNといったツールを使うなど、ウェブ上でのセキュリティ対策もバッチリしておきましょう。
詳しくは海外で安全にネット接続するための方法を参考にしてください。
注意点⑤万が一の場合のクレカの連絡先は備えておく
万が一クレジットカードの紛失や盗難、スキミング等による不正利用等の被害に気づいた時に備え、すぐに電話をしてカードを止めてもらえるよう、サポートデスク等の連絡先は小さいメモやスマホに備えておくようにしましょう。
エポスカードのように即時通知が届くカードであれば不正利用にもすぐ気づけるので、カード選びも重要になってきます。
海外旅行でのクレジットカード利用についてまとめ
海外旅行でクレジットカードを利用するメリットから、おすすめのクレジットカード、さらに海外でクレジットカードを利用する際の注意点についてまとめていきました。
クレジットカードには支払いを便利にするだけでなく、いざという時に自分を助けてくれる役割も持っているので、現金と一緒に必ず持っていくようにしましょう。
また、クレジットカードは1枚だけでなく、2枚〜3枚を分散させて持っておくとさらに安心です。