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タイでのクレジットカード普及率はそれなりに高く、特に首都のバンコクでは多くのショッピングモールや飲食店、ブランドショップなどでクレジットカード決済をすることができます。
また、MRT・SRTといった路線は「クレジットカードのVISAタッチだけで電車に乗車できる」ので、VISAタッチ機能付きのクレカを持っておくだけで、電車の乗り降りも格段に便利になります。
そんなタイでオススメのクレジットカードを、まずは簡単にまとめてみました。
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☆タイでオススメのクレジットカード2選
①エポスカード(VISA) – VISAタッチ機能付きで海外旅行保険内容も充実。年会費永年無料で、利用実績に応じてゴールドカードの永年無料の招待も届く(招待無しの場合は年会費5,000円)。カード利用後に”即時通知”が届くため、万が一不正利用された際にもすぐに気づける。
②楽天カード(VISA、Master、アメックス、JCBから選択) – VISAかMasterのタッチ機能付きで楽天ポイントが効率的に貯まる。年会費永年無料(通常カードの場合)。利用通知が届くのが最短翌日と遅いのと、海外旅行保険の付帯条件が厳しいのがデメリット。
「これからクレカを作りたい」「既に持っているクレカはあるけどサブでもう1枚作りたい」という場合は、年会費無料で作成可能なエポスカードは1枚持っておくと大変便利です。
\\入会費・年会費永年無料//
タイでクレジットカードは使える?使えない?
タイでのクレジットカード普及率はそれなりに高い
タイでのクレジットカード普及率は、それなりに高いです。
観光客が多い大型のショッピングモールやカフェなど、クレジットカードがあればかなり便利に旅行をすることができます。
ただし、ローカルの屋台やレストランなどでは現金のみの場所も多いほか、有名寺院(ワットアルンやワットポー)ですら現金でしかチケットを買えない場所もあります。
そのため、完全キャッシュレスでの旅行はほぼ不可能ですが、数万円〜10万円程度の現金+クレジットカードがあれば、タイでの旅行をかなり快適にすることができるでしょう。
ちなみに、クレジットカードのブランドはできればVISA、その次にMasterがオススメです。
JCBやアメックスはタイで使えない場所も多いので、どちらかしか持っていない場合はVISAかMasterのサブカードを作っておくことをオススメします。
筆者がバンコクに旅行した際は、中国人に人気の大型免税店でもアメックスが使えないお店がありました。
VISA・Masterタッチの利便性が高い
タイではBlue Line(MRT)、Purple Line(MRT)、Red LINE(SRT)の路線において、VISAタッチのみでの電車の乗車が可能となっています。
以下が、実際にバンコクのMRTの改札を撮影した際の画像。
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筆者はエポスカードのVISAタッチ機能で、この路線に乗車することができました。
つまりこれらの路線では、駅でチケットを購入しなくても電車に乗車できるので、慣れない地での券売機での購入に苦戦する必要がなくなります。
ちなみにタイの別の路線であるBTS・ARLでは、VISAやMasterのタッチが使えません。
Grabの支払いにも使える
東南アジアでタクシーを利用する際、ぼったくり等のリスクを避けるため、Grabなどの”料金事前確定制”の配車アプリを使うのが基本ですが、
クレジットカードをGrabのアプリ内に登録しておけば、タクシーの乗り降りをするだけでアプリ側で自動決済をしてくれるので大変便利です。
【参考】Grabでのクレジットカード利用の安全性とより安全に利用するための注意点
ホテルのチェックイン時にもクレカがあると安心
ちゃんとしたホテルであれば、チェックイン時にデポジットとして、現金を預けるかクレジットカードの提示を求められます。(後から返金されるものです)
またデポジットの金額はホテルによって異なりますが、宿泊施設によっては「宿泊料金の2倍」を預ける場合もあります。
ある程度の価格帯のホテルで連泊する場合、現金だと持ち合わせがないと支払えない場合もあるので、クレジットカードがあった方が確実に便利です。
ちなみにデポジットは「一時的な預かり金」で、部屋の中の有料の飲み物を飲んだ際などにデポジットから差し引かれて後から返金されるものです。
そのため宿泊中に何か追加料金がかかるものを利用しなければ、チェックアウト後に全額返金される仕組みとなっています。
現金もある程度は持っておこう
クレジットカードが使えない場所もあるので、現金もある程度は所持しておきましょう。
ではタイには現金をいくら持っていくべきかということですが、規定上は「タイ入国時に1人1万バーツ(約4万円)or1家族2万バーツ(約8万円)相当の現金の所持が必要」とされています。
出国用航空券と現金(1人10,000バーツ、または1家族20,000バーツ相当)の所持が必要です。
実際に入国時に現金を確認されるのは稀で、あくまで「入国審査官の判断次第で提示を求められることがある」といった程度の規定になりますが、1人5万円程度、もしくは家族で10万円程度の現金は持っておくのが安心です。
ちなみに筆者の場合、バンコク&郊外の4泊5日旅で5万円相当のタイバーツ+クレカを持参。
クレカ払いをメインにして、キャッシュオンリーの場所でのみ現金払いにしたところ、現金が1万円程度余るぐらいで旅することができました。
タイでのクレジットカード利用は危険じゃない?
過剰に心配する必要まではないものの、タイではクレジットカードのスキミングや盗み見等による不正利用には、ある程度気を配っておく必要があります。
また、スリやクレジットカードのすり替えによる盗難にも念のため注意しておきましょう。
タイは東南アジアの中ではトップクラスに治安の良い国ですが、在タイ日本国大使館のホームページでは、日本人のクレジットカード被害事例についていくつか報告されています。
・スキミング防止機能付き&チェーン付きのミニ財布にクレジットカードなどの貴重品を収納する
・有名店などある程度信頼できるお店以外ではクレジットカードは使わない
・貴重品は常に身につけて行動するようにする
など、基本的な対策は徹底するようにしましょう。
タイ旅行でおすすめのクレジットカード2選
①エポスカード – 利用後の即時通知が届くので安心。VISAタッチ機能も付いており1枚は持っておくべきカード。
年会費 | 通常カード:無料 ゴールドカード:5,000円(税込)→招待経由だと無料 プラチナカード:3万円(税込) |
カードブランド | VISA |
タッチ決済 | VISAタッチ利用可能 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントの使い道 | マルイでの買い物、他社ポイントへの移行、マイルへの移行 |
海外での決済手数料 | 2.2% |
利用後通知 | 即時(アプリorメール) |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺傷害:最高3,000万円 傷害治療費用:200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額) 賠償責任(免責なし):3,000万円(1事故の限度額) 救援者費用:100万円(1旅行・保険期間中の限度額) 携行品損害(免責3,000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
海外旅行保険の付帯条件 | 旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をエポスカードで支払い |
エポスカードは作りやすさ・使いやすさ・海外での安全性をトータルで評価して、非常にオススメできるクレジットカードです。
まずカードブランドは世界シェアNo. 1のVISAのため、クレカ対応のほとんどの店で困ることがありません。
さらにVISAタッチ機能も使えるため、タイで電車を乗る際にも便利。
タイではSRT・MRTの路線がVISAのタッチ機能だけで乗車できるようになっているので、VISAタッチ付きのクレカがあれば現地の券売機で切符を買う必要がありません。
加えて、エポスカードはアプリかメールで設定をしておけば、カード利用後に即時通知が来るようになっています。
そのため、カード利用後すぐに「正しい金額がカードに請求されているか」を確認することができますし、 また万が一スキミング等によって気づかないうちにカード情報を抜かれていた場合も、不正利用された段階ですぐに気づくことができるので、被害を最小限に抑えることができます。
次に紹介する楽天カードだと最短でも通知が翌日となるため、海外での安心感はエポスカードの方が優れていると言えるでしょう。
カードの表面にカード番号が書かれていない(裏面に記載)ので、お店での決済時に後ろから番号を覗かれたりする心配もありません。
\\入会費・年会費永年無料で1枚あると便利//
②楽天カード – 楽天ポイントを貯めたい場合にオススメ。
年会費 | 通常カード:無料 ゴールドカード:2,200円(税込) プレミアムカード:11,000円(税込) |
カードブランド | VISA、Master、JCB、アメックスから選択 |
タッチ決済 | VISA・Masterタッチ利用可能 |
ポイント還元率 | 1% |
ポイントの使い道 | 楽天サービスでの利用 |
海外での決済手数料 | 2.2%(全ブランド共通) |
利用後通知 | 最短翌日 |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺傷害:最高2,000万円 傷害治療費用:200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用:200万円(1疾病の限度額) 賠償責任(自己負担額なし):3,000万円(1事故の限度額) 救援者費用:200万円(年間限度額) |
海外旅行保険の付帯条件 | 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金を楽天カードで支払い |
楽天トラベルなど楽天サービスを日常的に利用している場合は、楽天ポイントが貯まりやすくなる楽天カードもオススメです。
カードブランドもVISA・Master・JCB・アメックスから選べるので、すでに持っているカードと被らないブランドのカードを作ることも可能です。
ただし楽天カードは、
・利用後の通知が最短翌日であること
・携行品損害補償が通常カードだと付かないこと
・海外旅行保険の付帯条件が旅行代理店での予約に限られていること
など、”何かあった時の安心感”という点ではエポスカードに比べて劣ります。
そのため、まだエポスカードも楽天カードも持っていない場合は、海外旅行に関して言えばエポスカードを先に作る方がオススメではあります。
とはいえ通常カードであれば年会費無料なので、カードブランドの分散として持っておいて損はしないカードであることは間違いありません。
タイにクレジットカードを持っていく際の疑問点や注意点
タイでクレジットカードさえあれば現金は不要?
タイではクレジットカードだけでなく、1人5万円程度の現金は持ち歩いておくことをオススメします。
また現金も1つの財布にまとめるのでなく、2〜3箇所に分散して持っておくことで、万が一スリにあった時のリスク分散もしておきましょう。
海外旅行保険はクレカ付帯のものだけで十分?
海外旅行保険の補償額については「いくらあれば絶対に安心」と言えるものではありませんが、過去には現地での病気の悪化により緊急搬送され、1000万円以上の治療費が請求された事例もあるようです。(参考サイト:価格.com)
各カードのプラチナカードランク以上のカードであれば足りる場合が多いですが、通常カード・ゴールドカードレベルまでの保険だと、最悪の場合補償額が不足する場合もあります。
より安心・安全の保険に入っておきたい場合は、クレジットカード付帯のものとは別にAIGなどの個別の海外旅行保険にも入っておくと安心です。
スリや盗難に常に気をつける
タイは東南アジアの中でもかなり治安の良い国ですが、観光地としても大人気の国であるため、観光客を狙ったスリやひったくりなどの軽犯罪は多発しています。
日本にいる時の感覚で、飲食店の席を離れる時に席にカバンを置きっぱなしにしたり、お尻のポケットにスマホを入れたりなどは絶対にやめておきましょう。
スキミング防止機能付き&チェーン付きのミニ財布は、クレジットカードなどの貴重品を収納して持ち歩くのに非常に便利です。
万が一の場合のクレカの連絡先は備えておく
万が一クレジットカードの紛失や盗難、スキミング等による不正利用等の被害に気づいた時に備え、すぐに電話をしてカードを止めてもらえるよう、サポートデスク等の連絡先は小さいメモやスマホに備えておくようにしましょう。
エポスカードのように即時通知が届くカードであれば不正利用にもすぐ気づけるので、カード選びも重要になってきます。
タイでのクレジットカード利用についてまとめ
タイでのクレジットカードの利便性や、タイでオススメのクレジットカード、そしてタイでクレジットカードを使う際の注意点等についてまとめていきました。
スリやスキミングなど気をつけるべき点はありますが、クレジットカードがないと不便する場面も多いので、使いやすいカードを1枚〜2枚は持参していくことをオススメします。
しっかりと準備して、安心・快適なタイ旅行を楽しみましょう。
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