ベトナムで使えるおすすめのクレジットカードは?現地での普及率や推奨ブランドなどを解説

ベトナムで使えるおすすめのクレジットカードは?現地での普及率や推奨ブランドなどを解説 ベトナム

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ベトナムは世界的に見ても、クレジットカード普及率が決して高いとは言えません。

しかし、クレジットカードなしでベトナム旅行をするのも決してオススメできず、「数万円程度の現金+クレジットカード」は常に持っておいた方が安心・安全です。

そんなベトナムでオススメのクレジットカードを、まずは簡単にまとめてみました。

☆ベトナムでオススメのクレジットカード3選

エポスカード(VISA) – VISAタッチ機能付き海外旅行保険内容も充実。年会費永年無料で、利用実績に応じてゴールドカードの永年無料の招待も届く(招待無しの場合は年会費5,000円)。カード利用後に”即時通知”が届くため、万が一不正利用された際にもすぐに気づける。

セゾンカードデジタル(VISA) – 最短5分で発行できる完全ナンバーレスカード。年会費永年無料で、カードが届く前に番号利用が可能。オンライン決済用のサブカードとして使うのもオススメ。

楽天カード(VISA、Master、アメックス、JCBから選択) – VISAかMasterのタッチ機能付きで楽天ポイントが効率的に貯まる。年会費永年無料(通常カードの場合)。利用通知が届くのが最短翌日と遅いのと、海外旅行保険の付帯条件が厳しいのがデメリット。

「これからクレカを作りたい」「既に持っているクレカはあるけどサブでもう1枚作りたい」という場合は、年会費無料で作成可能なエポスカードは1枚持っておくと大変便利です。

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海外渡航先の入国査証や治安状況等に関する情報は、公的機関のHP等でも必ず最新情報をチェックするようにしてください。

ベトナムではどの程度クレジットカードが使える?

ベトナムではクレジットカードを“ある程度は”使うことができます。

ただ未だに現金しか使えない場所も多いため、ベトナムでは「現金とクレジットカードの両方」を常に持っておくことをオススメします。

 

クレジットカード普及率は低い

まず、ベトナムでのクレジットカード普及率はかなり低いです。

とあるデータによると、ベトナム国内で流通しているクレジットカード数は8%程度とも言われています。

そのため「クレジットカードのみでベトナム旅行をする」というのは非現実的です。

 

キャッシュレス普及率自体は高まってきている

ただし、キャッシュレス化自体は進んでおり「ベトナム人の半数以上が現金を持ち歩かなくなっている」というデータもあります。

日本でもよく使われているキャッシュレスサービスだと、Apple Payはベトナムでもよく導入されているようです。

 

現金しか持たないのもオススメできない

ベトナムでは現金しか使えないお店も多いものの、かと言って「現金だけで旅行する」というのもオススメできません。

都市部の観光客が多く訪れるエリアではクレジットカードが使える場所も多いほか、

・ホテルのデポジットの支払い

・クレジットカードのキャッシング機能を使った現地での現金引き出し

・配車アプリやオンラインチケット予約の支払い

など、クレジットカードがあることで助けられる場面も数多くあるからです。

ベトナムでクレジットカードがあると役立つことについては、ここから解説していきます。

 

ベトナムでクレジットカードがあると役立つ事

ホテルのデポジットの支払いに使える

ベトナムに限らず海外の多くのホテルでは、チェックイン時に「デポジット」というものを求められます。

デポジットは一時的な預かり金のことで、宿泊者の未払いを防ぐためのもの。

例えば宿泊中に有料の飲み物を頼んだ場合、デポジットからその飲み物代が差し引かれ、差し引かれた残額がチェックアウト時に返金される仕組みとなっています。

宿泊中に有料サービスを全く使わなければ、デポジットは全額返金されます。

このデポジットの支払いですが、現金かクレジットカードの与信決済枠を使って行われることがほとんどで、近年だとホテルによってはクレジットカードでしかデポジットを支払えない場合があります。

そのため、クレジットカードを持っておくことは必須です。

 

Grab等のタクシー配車アプリの決済を自動で済ませることができる

ベトナムでタクシーを安全に乗るためには、Grabなどの配車アプリを利用することが一般的ですが、クレジットカードがあればGrabのアプリ内決済で支払いを済ませることが可能。

現金払いだとベトナムの慣れない通貨を財布から取り出すのに手間がかかるため、クレジットカードでのアプリ内決済ができればそうした手間も省くことができます。

また流しのタクシーに比べると格段に安全ですが、Grabとは言え悪質なドライバーに当たってしまう可能性もゼロとは言いきれません。

アプリ内決済をすればドライバーの前で財布を出さずに済むので、安心感もありますね。

参考:Grabのクレジットカード払いの安全性

 

海外キャッシング機能を使って現地のATMで現金を引き出せる

ベトナムでは「ある程度の現金+クレジットカード」を常に持っておくのが望ましいですが、十分に現金を両替しておいたと思っていても、想定以上に現金を使ってしまい「現金が足りなくなってしまった・・・」なんてことになる可能性もありえます。

そして万が一日本円の持ち合わせもなければ、ベトナムの通貨に追加で両替することが難しくなってしまいます。

そこで使えるのが「クレジットカードの海外キャッシング機能」。

海外キャッシング機能は、現地に設置されたATMで現地通貨を引き出せる機能のこと。

日本円の持ち合わせが万が一なくてもベトナムドンの引き出しができるので、いざという時に役立ちます。

ただし海外キャッシング機能は手数料や通常のキャッシング利息もかかるため、基本的には十分な日本円を持って行ってベトナムドンに両替するのがおすすめです。

 

ベトナムでクレジットカードを使う際の注意点

ベトナムでクレジットカードを使う際にはいくつか注意点もあります。

 

JCB、アメックス、ダイナースは使えない場所が多い

まず、クレジットカードのブランドは「VISAかMASTER」のものを持っていくことをオススメします。

JCBやアメックス、ダイナースは使えないお店が多いです。

日系の高級ホテルであればJCBも使えたり、欧米の高級ホテルグループであればアメックスも使えたりしますが、ベトナムローカルブランドのホテルや現地のレストランでは使えない場合が多いので注意が必要です。

VISAであればクレカ対応のほとんどの店で支払いが可能です。

 

盗難やカード情報の抜き取りに注意

ベトナムは東南アジアの中では治安がかなり良い方ですが、スリやひったくりといった軽犯罪には日本にいる時よりは気をつける必要があります。

また近年だと「クレジットカードをスキミングしてカード情報を抜き取る」犯罪も多発しているので、スキミング防止カバーやセキュリティポーチなどで、しっかり貴重品を管理する意識も必要です。

 

利用通知がすぐに届くようにしておく

セキュリティ対策をバッチリ行った上で、それでも万が一クレジットカードを不正利用されてしまった時のために「カード利用後の利用通知」をすぐに受け取れるようにしておくことも重要です。

利用通知がすぐに届けば、万が一不正利用された場合もカード会社に連絡すれば、カードを止めて再発行手続きをしてもらうことが可能だからです。

カードを止めた後はそのカードは利用できなくなるので、クレジットカードは1枚だけでなく最低でも2枚は持っておくことも重要です。

ちなみに当記事で紹介するエポスカード、セゾンデジタルカードは利用後即時通知を受け取ることが可能ですが、楽天カードの場合は利用通知が「最短でも数日後」となってしまうので、海外でメインで使うカードとしてはオススメできません。

 

ベトナムでおすすめのクレジットカード3選

おすすめ①エポスカード ☆利用後の即時通知が届くので安心。VISAタッチ機能も付いており1枚は持っておくべきカード。

年会費 通常カード:無料
ゴールドカード:5,000円(税込)→招待経由だと無料
プラチナカード:3万円(税込)
カードブランド VISA
タッチ決済 VISAタッチ利用可能
ポイント還元率 0.5%
ポイントの使い道 マルイでの買い物、他社ポイントへの移行、マイルへの移行
海外での決済手数料 2.2%
利用後通知 即時(アプリorメール)
海外旅行保険 傷害死亡・後遺傷害:最高3,000万円
傷害治療費用:200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし):3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用:100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
海外旅行保険の付帯条件 旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をエポスカードで支払い

エポスカードは作りやすさ・使いやすさ・海外での安全性をトータルで評価して、非常にオススメできるクレジットカードです。

まずカードブランドは世界シェアNo. 1のVISAのため、クレカ対応のほとんどの店で困ることがありません。

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、エポスカードはアプリかメールで設定をしておけば、カード利用後に即時通知が来るようになっています。

そのため、カード利用後すぐに「正しい金額がカードに請求されているか」を確認することができますし、 また万が一スキミング等によって気づかないうちにカード情報を抜かれていた場合も、不正利用された段階ですぐに気づくことができるので、被害を最小限に抑えることができます。

例えば楽天カードだと最短でも通知が翌日となるため、海外での安心感はエポスカードの方が優れていると言えるでしょう。

カードの表面にカード番号が書かれていない(裏面に記載)ので、お店での決済時に後ろから番号を覗かれたりするリスクも減らせます。

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おすすめ②セゾンカードデジタル ☆スマホでカード番号を管理する完全ナンバーレスカード。予備で持っておくのにオススメ。

年会費 無料
カードブランド VISA
タッチ決済 VISAタッチ利用可能
ポイント還元率 0.1%
ポイントの使い道 UCギフトカード、Amazonギフト券、各種商品券への交換
海外での決済手数料 3.85%
利用後通知 即時(アプリ)
海外旅行保険 なし
海外旅行保険の付帯条件

セゾンカードデジタルは最短5分で発行が完了し、発行後すぐにスマホでカード番号を確認して使えるようになるデジタルカード。

物理カードも後日届きますが、表面にも裏面にもカード番号が記載されない「完全ナンバーレスカード」となっているので、海外でカード番号を除きみられたり、店員に番号を記憶されて悪用されるリスクも防ぐことができます。

オンライン決済専用のカードにして、「店舗で使うカードはエポス、オンラインで使うカードはセゾンデジタル」と分けるような使い方もオススメです。

ただしセゾンカードデジタルは海外利用時の手数料が割高なのと、海外旅行保険も付帯されないので、メインのカードとしてベトナムに持っていくには不向き。

リスクヘッジのためのサブのカードとして持っておくような使い方がいいかもしれません。

年会費・作成料などは無料なので、一枚予備のカードとして持っておいてはいかがでしょうか?

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おすすめ③楽天カード ☆楽天ポイントを貯めたい場合にオススメ。

年会費 通常カード:無料
ゴールドカード:2,200円(税込)
プレミアムカード:11,000円(税込)
カードブランド VISA、Master、JCB、アメックスから選択
タッチ決済 VISA・Masterタッチ利用可能
ポイント還元率 1%
ポイントの使い道 楽天サービスでの利用
海外での決済手数料 2.2%(全ブランド共通)
利用後通知 最短翌日
海外旅行保険 傷害死亡・後遺傷害:最高2,000万円
傷害治療費用:200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用:200万円(1疾病の限度額)
賠償責任(自己負担額なし):3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用:200万円(年間限度額)
海外旅行保険の付帯条件 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金を楽天カードで支払い

楽天トラベルなど楽天サービスを日常的に利用している場合は、楽天ポイントが貯まりやすくなる楽天カードもオススメです。

カードブランドもVISA・Master・JCB・アメックスから選べるので、すでに持っているカードと被らないブランドのカードを作ることも可能です。

ただし楽天カードは、

・利用後の通知が最短翌日であること

・携行品損害補償が通常カードだと付かないこと

・海外旅行保険の付帯条件が旅行代理店での予約に限られていること

など、”何かあった時の安心感”という点ではエポスカードやセゾンデジタルカードに比べて劣ります。

そのため、まだエポスカードも楽天カードも持っていない場合は、海外旅行に関して言えばエポスカードを先に作る方がオススメではあります。

とはいえ通常カードであれば年会費無料なので、カードブランドの分散として持っておいて損はしないカードであることは間違いありません。

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ベトナムでのクレジットカード利用についてまとめ

ベトナムでのクレジットカードの活用方法や注意点、これから作る場合のおすすめのカードについてまとめていきました。

現金とクレジットカードをバッチリ準備して、安心・安全のベトナム旅行を楽しんでください。

クレジットカード以外も含めたベトナム旅行の準備物については以下の記事を参考にしてください。

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【簡単まとめ】ベトナム旅行で必要なもの一覧☆絶対に必要なもの これさえあれば何とかなります!・パスポート(詳細>>)・ビザ *60日以上の滞在もしくは観光目的以外の入国の場合のみ(詳細>>)・航空券(詳細>>)・宿泊場所(詳細>>)・スマホ...

 

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